産学連携事業参加のお知らせ
株式会社ヤマザワ薬品は、アルフレッサ ヘルスケア株式会社(以下、アルフレッサ ヘルスケア)、一般社団法人ビッグデータマーケティング教育推進協会(以下、Dream)、 株式会社True Data(以下、True Data) と連携して、専門学校 山形V.カレッジ(以下、山形V.カレッジ)の学生に向けたデータマーケティング実践教育プログラムを2025年9月より開始します。

この取り組みは、山形V.カレッジの学生が、当社の運営する「ドラッグヤマザワ清住町店」の実購買データと消費者ビッグデータやAIを活用し、データ分析から施策立案・実行、効果検証までを一貫して行う実践的な教育プログラムです。学生は実社会で通用するデータ分析スキルと課題解決能力を養い、企業は新たな視点からの事業課題の解決と、次世代を担うデータマーケティング人材との接点創出を目指します。
山形V.カレッジは、文部科学大臣認定の職業実践専門課程設置校※であり、即戦力のある人材育成を掲げています。山形県を中心に49店舗のドラッグストアを展開する当社は「地域の人々の『生活の質』の向上を実現する。」を基本理念に、信頼される店舗づくりの実現に向け邁進しています。健康的で活力ある社会の実現を目指すアルフレッサ ヘルスケアと、専門学校を中心に地域で活躍するデータマーケターを育成するDream、データ活用による地域活性化を支援するTrue Dataが連携し、山形市におけるデータマーケティング人材の育成と、流通業界の発展に向けて取り組んでまいります。
※企業等との連携体制により、授業科目の教育課程を編成し、企業等と連携して演習・実習等を実施している学校
■取り組みの背景とプログラムの内容
近年、消費者の購買行動は多様化し、小売業では勘や経験だけではなくデータに基づいた施策立案や売り場づくりが求められています。このプログラムでは、学校での授業に加え、連携企業によるデータ分析や売り場作り・販促に関する講義を実施します。グループワークや店舗視察を行った後、売り場をプランニングし、実際に店舗で展開します。立案から効果検証までを経験することで、社会で役立つ実践的なスキルが身に付きます。
【プログラムの流れ】
●データ分析
学生がAIを活用し、ドラッグヤマザワ清住町店の購買データと、True Data の生活者ビッグデータを重ね合わせて読み解きます。地域特有の購買傾向や、潜在的なニーズを可視化し、店舗が抱える課題を特定します。
●企画立案
学生がドラッグヤマザワ清住町店を視察、店のコンセプトや特徴を理解したうえで、店舗の棚割りや陳列方法、販促キャンペーンといった施策を企画します。各社が講評を行い、内容をブラッシュアップします。
●施策実行
学生が考えた施策企画をドラッグヤマザワ清住町店で実施します。
●効果検証
施策実施後の購買データを再び分析し、施策の効果を数値で検証します。
【各社の役割】
●山形V.カレッジ:データを根拠とした学生目線の企画立案と売り場展開
●ヤマザワ薬品:購買データの提供、学生への情報インプット、店舗視察、展開売り場の提供
●アルフレッサ ヘルスケア:講義やグループワークへの参加、DXソリューションの提供
●Dream:ビッグデータマーケティングに関する教育コンテンツ提供とプログラム実施の全体とりまとめ
●True Data:データ分析環境の整備、統計化した全国購買データ・市場データ分析ツールの提供、データマーケティング支援
